増井千晶のイマドキ!

増井千晶が今どき旬ネタをご紹介☆

満月えび十そば 満月かに玉うどん 阪急そば次の一手

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 麺類最高!腹ペコ増井千晶です!

最近は様々な麺が出てますね!

フライドポテトをそばの上にドーンとのせた「ポテそば」、かき氷をドーンとのせた「かき氷そば」。

もうとどまる所を知りませんな。

そんな中、斬新すぎるメニューでSNSなどを中心に話題をさらった「阪急そば」が「ポテそば超え」の社命を受け、今秋に新メニューを投入したのだ。

その名も「満月えび十(テン)そば」と「満月かに玉うどん」。「お月見物語」と銘打ち、満月をウサギがお月見しているという秋の情景を丼の中で再現したらしい。なんと風流で楽しげな駅そば。

「満月かに玉うどん」の丼の中はというと、大きな満月に見立てたという丸い薄焼き卵がドーンと一面に広がる。

その上には、こちらも満月のような、かに玉。さらにススキを刻みあげ、雲をネギ、月見団子を白玉でイメージ。そして紅白かまぼこによるウサギが2匹、仲良さそうにピョコンといるのだ。

これは確かに、駅そばらしからぬ風流さ…。さっそく、いただくのだが、世界観を壊さないよう、慎重に満月の薄焼き卵とかに玉を切り、うどんとともにすする。

ふわふわのかに玉の食感、そして仕上げにかけられた生姜の餡の風味が抜群に合う。

脇を固める刻みあげとネギは裏切るはずもなく、ウサギの何とも言えないかわいさには癒される。

また「満月えび十(てん)そば」には、エビが10尾も入った特製のエビ天がドーンと入り、プリプリの食感が楽しめる。

見た目も味も贅沢で、ボリュームも満点。これで、どちらも500円。

ただ、やはり「ポテそば」の壁は厚かったようだ。

満を持した秋の新作として9月下旬に販売を開始すると、目標の数字は何とかクリアしているものの、期待したほどの快進撃にはいたっていないという。

「やっぱりパンチが弱いのか…一度食べていただけたら、絶対に良さは分かってもらえるはずなんですけど…」。自信作なだけに、下井さんも悩ましげだ。

確かに、何の文句もない美味しさと素晴らしい見た目なのだが、何かこう、圧倒的な魅力が感じられないのは残念なところ。

「阪急そば」では来年に開業50周年を迎えるため、記念メニュー作りも控えているという。

「ポテそば」の壁を超えるには、やはり同じく斬新すぎるインパクトと味が必要なのか。

新たな名物メニューの誕生を、祈ります。

 

以上、増井千晶でした(^o^)丿